こんにちは、しいです!
抱っこ紐を使用していてふと赤ちゃんの足を見ると赤紫色に変色してしまっていたり、パンパンにむくんだりしていた経験を持つママは少なくないと思います。
これ、しばらくしたら治るのかな?
病院に行ったほうがいいのかな…
新生児の間だけなのかな?
と心配になってしまいますよね。
今回は、赤ちゃんの足がうっ血してしまった場合の対策や対処方法についてまとめていきます。
コニー抱っこ紐を使用した場合と、napnap抱っこ紐(一般的なバックルで留めるタイプの抱っこ紐)を使用した場合について写真をまじえて解説しています。
・抱っこ紐を使うと赤ちゃんの脚がむくんだり赤紫に変色する
・赤ちゃんの脚に赤い斑点ができる
・赤ちゃんの脚の裏に内出血ができる
理想の姿勢
日本小児整形外科学会によると、赤ちゃんの理想の姿勢はM字型開脚とされています。
これは寝ているときも仰向け抱っこしているときも共通です。
抱っこは;正面抱き「コアラ抱っこ」をしましょう
赤ちゃんを正面から抱くと、両膝と股関節が曲がったM字型開脚で お母さん(お父さん)の胸にしがみつく形になります。この正しい抱き方は、あ たかもコアラが木につかまった形であることから「コアラ抱っこ」とも呼ばれてい ます(図4)。
日本小児整形科学会 先天性股関節脱臼予防パンフレット
なぜうっ血したりむくんだりしてしまうのか
主な原因としては、上記のような理想の姿勢であるM字型開脚ができていないことが考えられます。
抱っこ紐使用時のうっ血の原因は下記のような可能性が考えられます。
・抱っこ紐が赤ちゃんのサイズに合っていない
・お尻が引けてしまっている
・太ももの裏が締めつけられている
・膝の裏が締めつけられている
我が家の場合 《体験談》
私は現在コニー抱っこ紐とnapnap抱っこ紐を使用していますが、どちらも使いはじめのうちは足が赤紫色になったり、うっ血して足の裏に内出血が見受けられたりしたことがありました。
コニー抱っこ紐でのうっ血
我が家でコニー抱っこ紐を使い始めたのは息子が生後2ヶ月ちょっと、体重は約6000gの時でした。
近所に買い物にいくために使用すると片足だけ足首から指先までがパンパンにむくみ、肌の色が赤紫色に変わってしまいました。
着用方法を再度確認して着用中もこまめに位置を直しましたが改善はみられませんでした…。
使用中の写真
コニー抱っこ紐使用中の息子の足がこちらです。
生後2ヶ月ちょっと 体重約6000g
夫にコニー抱っこ紐で抱っこしてもらった時の写真です。
本体の上に巻く外紐の高さが違うためちょっと見にくいのですが、右足は肌色で左足はうっすら赤紫色になっています。
使用後の写真(斑点がみられた)
続いて使用後の足裏の写真です。
足のサイズが違うように見えますが同時期に撮影したものです。
帰宅してコニー抱っこ紐から降ろした時に足裏に赤い点があるのを見つけて撮影しました。
オムツ替えや授乳で降ろす時があるので、1回の使用時間は長くても1時間ほどでした。
おそらくうっ血状態が続いたことで血が溜まり、内出血してしまったものと思われます。
こちらは家で寝かせていたら1~2時間後には無くなっていました。
Konny By Erin Inc. へ問い合わせた
上記のような状態が続いたため、コニー抱っこ紐を販売している Konny By Erin Inc. の公式LINEアカウントへ登録し、こちらの3つの質問について問い合わせを行いました。
①着用方法の確認(実際に着用した写真を送りました)
②足がうっ血している
③足裏に内出血が見られる
Konny By Erin Inc. からの回答はこちらです。
写真を拝見しましたところ赤ちゃんのお尻が着用様のお臍辺りにきているようにみえていいサイズではと存じます。
Konny公式LINE
サイズを変えるほどではないが若干伸びたら良いなと思われる場合は、赤ちゃんを抱かずに手を入れて内側から外側へと押し出して伸ばしていただくこともできるので、ご参考ください。
コニー抱っこ紐は正しい着用方法とサイズが合っている場合に赤ちゃん・着用者様の体に負担がかからないように作られた抱っこ紐となります。
例えば、足に布がたくさん食い込まれている場合は肩の布がきちんと広がっていない事から多く生じられます。
なお、赤ちゃんによって発育発達はそれぞれで、血液循環に関するところの発育がゆっくり進んでいる場合、正しいサイズ・着用方法にも関わらず、血流が良くないと感じる事があります。
実際、弊社の社員の子供もおんぶ紐や抱っこ紐をつけていると血流に影響があったのか足に紫のあざが出来ることがあったそうです。
そのため短時間のみ使用し、月齢が6か月を過ぎ、ある程度血液循環の成長が進んだらそのような現象はなくなったようです。
まとめるとこのような内容でした。
・正しいサイズや着用方法でも血流が悪くなってしまう場合がある
・社員が使用した際、足に紫のアザが出来ることがあった
・血流が悪いと感じたら使用時間を短くする
・月齢が6ヶ月を過ぎると改善される可能性がある
回答を受けての対策
上記の回答を受けて、1ヶ月半くらいはコニーの使用を1日30分程度に留めました。
使用時間を短くしてからは異常はみられませんでした!
napnapの抱っこ紐でのうっ血
napnap抱っこ紐は生後1ヶ月ごろから使用していましたが、当時は首すわり前の赤ちゃん向けのベビーキャリー新生児パッドも一緒に使っていたためか特に問題は出ませんでした。
首が座り新生児パッドなしで使ってみよう!と思い試しに着用してみると、やはり片足だけが赤紫色になり足先がむくんでしまったんです…。
またか…どうしたらいいんだろう
使用中の写真
napnapの抱っこ紐使用中の息子の足がこちらです。
生後3ヶ月半 体重約7000g
新生児パットなしで出かける前に家で試してみようと思い抱っこ紐をつけたのですが、使用してから10分もしないうちに赤紫色になってしまったため、慌てて降ろしました。
原因と対策
napnap抱っこ紐でのうっ血の原因として考えられたのはこちらの2つでした。
・身体が小さくてお尻が沈んでしまい膝裏が圧迫されている
・抱っこ紐の肩ベルトを上げすぎていて太ももまわりのゆとりがない
そこで、こちらの2つの対策をしてみました。
・抱っこ紐の使用方法を見直す
・子どものお尻の部分に四つ折りにした厚めのフェイスタオルを敷く
お尻が沈まないようフェイスタオルを敷きます
その結果…
タオルを敷くことでお尻の位置が上がり膝裏が圧迫されなくなったため1時間ほど連続使用してもうっ血せずに過ごせました。
お尻の位置は上がりましたが 、赤ちゃんの正しい姿勢であるM字型開脚はしっかり保たれています。
対策方法まとめ
抱っこ紐を使用した際のうっ血の対策方法はこちらです。
・血流が悪いと感じたら使用時間を短くする
・月齢が上がり血流が悪くならなくなってから使用する
・抱っこ紐の肩ベルトの上げすぎにより太ももが窮屈になっていないか確認する
・お尻の下にフェイスタオルを敷いて膝裏が圧迫されないようにする
今回の記事でうっ血の悩みから開放され、赤ちゃんと楽しくお出かけ出来るようになれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。